【初心者向け入門ガイド】MySQLテーブルのデータを取得する方法【未経験からエンジニアを目指す】

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前回の記事では、MySQLテーブルにデータを新規追加する方法を2つ紹介しました。
もし、まだデータを追加していないよ、という人は以下の記事を参考に追加してから本記事を見ることをオススメします!

テーブルにデータを追加できた方は、このままデータの取得方法を解説していきます。

それでは、いってみよ~

MySQLテーブルのデータ取得方法


MySQLのテーブルに前回追加したデータは、以下の4件です。
 
 

 
今回はデータが少ないので、A5M2を使ってテーブルを開くだけで確認できますが10万件だったらどうでしょう?

なかなか特定のデータを取得するのは大変ですよね。

しかし、SELECT文を使えば条件に合うデータを取得できるので、データ量が膨大でもデータを特定できるのが特徴です。

ではまず、4件をSELECT文を使って取得してみましょう。
 

SELECT文のサンプル

SELECT文は以下のように記述します。

SELECT * FROM テーブル名;

SELECTとFROMの間にある*(アスタリスク)は取得したいカラム名を指定しています。
今回は全部のカラム名を取得したいので*としました。

データを全量取得してみよう

SELECT文の書き方は分かりましたね。
ではfruit_tradingテーブルのデータを全量取得してみましょう。
全量は以下のSELECT文で取得が可能です。

SELECT * FROM fruit_trading;


上記画像のように4件すべて取得できていればOKです。

ちなみに、もしidとフルーツ名だけを取得したい場合は、以下の書き方で取得できます。

SELECT
id,
fruit_name 
FROM
fruit_trading;

【Question 1】SELECT文を使って全量取得してみよう

さて、では問題です。
SELECT文を使ってフルーツ名金額取引先名だけを全量取得してみてください。

答えはこの記事の最後にあるSELECT文の問題の解答をチェック!

条件に合うデータだけを取得してみよう

全量のデータ取得方法はこれで分かりましたね。
今度は条件に合うデータの取得方法を紹介します。

SELECT文に条件を付けることで条件に合うデータだけを取得でき、条件付けに使うのはWHERE句です。
WHERE句の書き方の例題は以下を参照ください。

SELECT * FROM fruit_trading WHERE 条件;

WHERE句はテーブル名の後ろにつけます。

では試しに、仕入れ日が2024/05/15のデータだけを取得する条件をつけてみます。

SELECT * FROM fruit_trading WHERE purchase_date = '2024/05/15';

WHERE句に、purchase_date(仕入れ日)が’2024/05/15’と一致するデータを条件に付けました。
このSQL文を実行すると以下のデータが取得できるはずです。

【Question 2】SELECT文を使って特定のデータだけを取得してみよう

では問題です。
WHERE句を使ってnumber_of_pieces(個数)が300のデータを取得してみてください。

答えはこの記事の最後にあるSELECT文の問題の解答をチェック!

データのソート順を変更する方法


先ほどデータを全量取得しましたが、仕入れ日の古い順に取得したいまたは新しい順に取得したい場合もありますよね?
そのときは、ソート順を指定することでデータの取得順番を変えられます。

取得順の指定には「ORDER BY」をSQL文の最後に付けることで行うことができ、昇順を指定する場合はASC、降順の場合はDESCを付けることでソート順の指定が可能です。
※昇順は小さい数字から大きい数字へ、降順は大きい数字から小さい順に並んでいきます。

では今回は、昇順で4つのデータを取得してみましょう。
使うSELECT文は以下の通り

SELECT * FROM fruit_trading ORDER BY purchase_date ASC;

※ちなみにASCやDESCを指定せず、「ORDER BY 項目名;」と書くとデフォルトで昇順になります。

【Question 3】金額が高い順にソートしてみよう

では問題です。
amount(金額)が高い順にソートしたデータを取得してみてください。

答えはこの記事の最後にあるSELECT文の問題の解答をチェック!

取得データ件数を絞る方法

最後に紹介するのは取得データ件数を絞る方法です。
どういうときに使うかというと、WHERE句で条件を付けたデータを5件だけ取得したいなど条件に合うデータの件数を絞りたい時などに使います。

取得データ件数を絞るには「limit」を使います。
SQL文にすると以下の使い方です。

SELECT *FROM テーブル名 limit 数字;

例題として、DESC(降順)でソートしたデータを2件取得するSELECT文を作ります。

SELECT * FROM fruit_trading ORDER BY purchase_date DESC limit 2;


上記画像のように2件取得できていればOKです。
これで基本的なSELECT文の使い方をマスターしましたね!

SELECT文の問題の解答

今回出した問題は全部で3つ。

  1. 問題1の解答
  2. 問題2の解答
  3. 問題3の解答

それぞれの解答を確認していきましょう!

問題1の解答

問題1は「SELECT文を使ってフルーツ名と金額、取引先名だけを全量取得」でしたね。
答えはこちら

SELECT
fruit_name,
amount,
client_name
FROM fruit_trading;

問題2の解答

問題2は「WHERE句を使ってnumber_of_pieces(個数)が300のデータを取得」することでしたね。
答えはこちら

SELECT
*
FROM fruit_trading
WHERE
number_of_pieces = 300;


こちらはWHERE句があっていればOKです!

問題3の解答

問題3は「amount(金額)が高い順にソートしたデータを取得」でしたね。
答えはこちら

SELECT * FROM fruit_trading ORDER BY amount DESC;


 
 

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投稿者 ゆるねこ先生