【ConoHa VPS】ユーザー作成とsudo権限の付与方法を画像付きで解説!

Conoha VPSでユーザー作成・sudo権限の付与方法

ConoHa VPSでサーバーを契約したけれど、「どうやってユーザーを追加すればいいの?」「sudo権限って何?」と悩んでいませんか?

本記事では、初心者の方でも迷わず進められるように新規ユーザーの作成、sudo権限の付与まで画像付きで解説しています。

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ConoHa VPSで新規ユーザーを作成する手順【画像付き】

ConoHa VPSで安全にサーバー運用を行うためには、rootユーザーではなく「権限を制限した一般ユーザー」で操作するのが基本です。

ここでは、rootユーザーで新しいユーザーを作成する具体的な手順を画像付きでわかりやすく解説します。

ConoHa VPSでadduserを使ってユーザーを追加する方法

まずはrootユーザーでログインした状態で操作を行います。

まず、今自分がどのユーザーでログインしているかを確認しましょう。

以下のコマンドを実行すると、現在ログインしているユーザー名が表示されます。

whoami
※ 「root」と表示されていればOKです。

ConoHa VPS whoami

「root」と表示されたら、そのまま以下のコマンドを実行してユーザーを作成してください。もしrootでない場合は、一度ログアウトしてからrootユーザーで再ログインしましょう。

adduser yourname
※ yourname の部分は自分が設定したいユーザー名(小文字のみ)に変更してください。

ConoHa VPS adduser

上記のようにinfoログが表示された後、パスワードの入力が求められます。入力しても画面には表示されませんが、値は入っているので安心してください。

パスワードを2回入力したら、インフォメーション情報の入力を求められますが、全部Enterで飛ばしても問題ありません。

🔰 「adduser yourname」で下記のエラーが表示された方へ

ConoHa VPS adduser エラー表示
ユーザー作成では大文字・記号・特定の文字列に対応していないものを入力してしまうと、このようなエラーが表示されます。なるべく短く、小文字で入力することを推奨します。

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ConoHa VPSでsudo権限を付与する方法【安全な設定ポイントも解説】

新しく作成したユーザーに「sudo権限(スーパーユーザーとして一時的にコマンドを実行できる権限)」を与えることで、日常の管理作業を安全に行えるようになります。

rootユーザーを直接使い続けるのはセキュリティリスクが高いため、一般ユーザー+sudo運用が基本です。

ここでは、ConoHa VPS上でsudo権限を付与する具体的な手順と、設定時の注意点を画像付きで解説します。

usermodコマンドでsudo権限を付与する手順

無事にユーザー作成ができたら、次は作成したユーザーに対して下記のコードを実行し、sudo権限を付けます。

usermod -aG sudo yourname
コマンドの意味を解説
-a(append):新規グループに追加
-G(groups):追加したいグループ名を指定
つまり、usernameをsudoグループに所属させるという意味

このコマンドを実行することで、作成したユーザーがsudoコマンドを使えるようになります。

試しにsudoグループに問題なく所属できているか確認したい人は、下記のコマンドを実施してみましょう。

groups

下記のようにsudoの文字があれば所属できている証です。

もし、rootしかない場合は1度ログアウトして、先ほど作成したユーザーでログインしてから試してください。

sudo設定で注意すべきポイントとよくあるミス

sudo権限の付与を行う際、以下の点に気をつけるようにしましょう。

  • ユーザー作成後にsudo権限を付与し忘れると、必要な操作ができなくなるので気をつけること
  • 作成したユーザーでログインテストせずにrootログアウトしてしまうと復旧が面倒
  • -aオプションを付け忘れたらsudoグループだけに上書きされてしまうためログインできなくなる可能性もあり
初心者におすすめ!

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まとめ

ConoHa VPSでのサーバー構築において、rootユーザーのまま運用を続けるのはセキュリティリスクが非常に高いため、一般ユーザーの作成とsudo権限の付与は欠かせない初期設定です。

今後はこのユーザーを使って、ファイアウォール設定やSSHのセキュリティ強化など、さらに安心な環境を整えていきましょう!

投稿者 ゆるねこ先生